県議海外視察で県議団が声明

 報告書がA4用紙1枚だけなど市民から「物見遊山」と批判されている公費を使った和歌山県議の海外視察問題で県議会議長が発表した改善策について日本共産党県議団は16日、声明を発表しました。

 改善策は、海外視察した県議の代表が一般質問で視察内容や成果の報告することや、県議会ホームページに海外視察特集ページを設けるというもので、声明は「報告書そのもののネット公開は見送られ、情報公開請求しないと閲覧できない状態は変わらない」と批判。第三者による海外視察計画書の事前審査を行うことや、参加者全員で報告書を作成し県議会ホームページで公開することなどを提案しました。