生活保護裁判ー引き下げ根拠 信頼性欠ける

「しんぶん赤旗」近畿版より

 生活保護基準の引き下げは違憲・違法と訴える第24回生活保護裁判が11日、和歌山市の和歌山地方裁判所で開かれました。

 裁判で原告弁護団の芝野友樹弁護士は、厚生労働省社会保障審議会生活保護基準部会の部長代理だった岩田正美氏(日本女子大学名誉教授)が出した意見書を紹介。国が生活保護基準を引き下げた根拠が信頼性に欠けていることを論証しました。

 裁判後の報告・交流集会で「生存権裁判を支援するわかやまの会」の金川めぐみ会長(和歌山大学准教授)は「岩田先生の意見書は、私たちに元気を与えた」と強調し、岩田氏が名古屋地裁で原告側証人として立つなど全国の運動を示し「声を上げれば状況は変えられる」と力説しました。